「SDGsとは?」を知り、取り組みを促進するっための資料とは
Lookatプロジェクトメンバーの長内 賢(おさない けん)です。
先日は「SDGsとはなにか?」を改めて説明するコラムを掲載しました。
こちらを踏まえて、今回はいざSDGsに取り組もう!と思った際に参考にとなる資料を紹介していきます。
基本的に無料でWeb上から参照することができるものを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
資料① 我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ
掲載サイト:外務省ホームページ
URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000101402.pdf
概要:2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択されたSDGsの原文を日本語に翻訳したものになります。SDGsの名前やゴール、アイコンには見覚えがあっても、その内容をしっかり読んだことがある方は少ないのではないでしょうか。
17ゴール・169のターゲットはもちろんですが、2030アジェンダ(SDGs)が目指す世界や、誰一人取り残さないことを誓った”前文”を読むと、より一層、SDGsが必要とされる意味を理解することができ、今後の取り組みに生きるのではないでしょうか。
資料② SDGs17ゴール・169ターゲット・232指標
掲載サイト:総務省ホームページ
URL:https://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf
概要:SDGs17ゴール・169ターゲット・232指標を総務省が仮約したものなります。表形式にまとめられており、ゴール・ターゲット・指標を一覧することができます。SDGsのゴールについて学習する際や、組織で取り組む内容を決定する際のターゲットの確認等に幅広く活用できます。Eccel版とPDF版に分かれており、Excel版はゴール毎にシートが分けられているので、より見やすくなっています。
資料③ 持続可能な開発⽬標(SDGs)活⽤ガイド
掲載サイト:環境省ホームページ
URL:http://www.env.go.jp/policy/sdgs/guides/SDGsguide-honpen_ver2.pdf
概要:環境省が作成・公開しているSDGsに取り組む際のガイドっブックです。企業の経営者から組織のSDGs担当者までの幅広い関係者をターゲットとして整理された内容となっています。
なぜ持続可能な企業を目指す必要があるのか、から始まり、そのためのSDGsとその取組みによって生まれるメリット等を分かりやすく掲載されており、SDGsに取り組む際のファーストステップに最適な教科書と言えます。
企業を取り巻く社会の変化やSDGsを巡る国内外の動向を紹介するとともに、SDGsを企業活動に取り入れるための具体的なステップ、企業での取組事例なども記載されており、本資料を読み終えることで、SDGs担当者としての知識は大幅に増えることでしょう。
資料④ SDGs経営ガイド
掲載サイト:経済産業省ホームページ
URL:https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190531003/20190531003-1.pdf
概要:経済産業省が2018年11月に立ち上げた「SDGs経営/ESG投資研究会」が取りまとめた企業のSDGs活用に関する方法論や考え方をまとめた資料になります。
SDGs経営/ESG投資研究会に参加する日本を代表する大企業・ベンチャー企業のCEOや投資家、大学の長に加え、国際機関の長らも交えて行われた6度の議論によって企業にとってのSDGsとは何か。SDGsを経営として実践する際のキーポイント。またそれを評価する投資家の視座などを整理しています。本資料を一読することで、SDGsというものが決しえて「既存の取り組みへのラベル貼り」ではなく、企業にとって社会課題解決のためにイノベーションを起こしていく未来志向のツールであることが理解できるのではないでしょうか。
資料⑤ SDGコンパス
掲載サイト:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン ホームページ
URL:https://sdgcompass.org/wp-content/uploads/2016/04/SDG_Compass_Japanese.pdf
概要:SDGコンパスとは、GRI、国連グローバル・コンパクト、WBCSDの3団体が共同で作成した、企業がSDGsにどのように取り組むべきかを示した行動指針のことです。
SDGsを企業経営にどう落とし込めば良いのかわからない人を対象とし、企業がSDGs推進の取り組みを行うための5つのステップが解説されています。この5つのステップは多くの企業が参考にしており、SDGsの取り組みを具体的にどのように進めていけばいいのかを知るのに最適な資料だと言えるでしょう。無料で公開されており、Webからダウンロードすることが可能です。
まとめ
SDGsへの注目は日々高まり、持続可能な企業であるためにSDGsへの着手は不可欠と言える状況になっています。企業の経営者やSDGs担当者はその必要性に迫られつつも、何から着手すればよいのか、どのように取り組めばよいのかが分からないという状況に陥ることも少なくないのではないでしょうか。その際には今回紹介した資料を参照し、SDGsへの取り組みの道筋を見つけていただければ幸いです。
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