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マテリアルフットプリントだけじゃない、様々なフットプリントをご存じですか?

2022.01.27

マテリアルだけじゃない、様々なフットプリント

Lookatプロジェクトメンバーの長内 賢(おさない けん)です。

マテリアル・フットプリントや、カーボン・フットプリントという言葉を耳にしたことはないでしょうか。
これらの用語はSDGsについて知る、取り組む際には理解しておくことが重要です。
本コラムではフットプリントという考え方とは何か。そしてマテリアル・フットプリント、カーボン・フットプリントについて解説します。

フットプリントの始まりはエコロジカル・フットプリント

1990年代にカナダの研究者によってエコロジカル・フットプリントという概念が提唱されました。
エコロジカルは”Ecological”、つまり”環境”を意味します。フットプリントとは英語では”Footprint”と書きます。日本語に訳すと”足跡という意味になります。直訳するとエコロジカル・フットプリントは”環境の足跡”となります。
エコロジカル・フットプリントは、人間の活動がどれほど自然環境に負荷を与えているかを表すものです。人間活動により消費する資源の再生産と発生させるCO2の吸収に必要な生態学的資本を測定し、その土地及び水域の面積の合計で表されます。
人が持続可能な生活を送るのに必要である生産可能土地面積といった方が分かりやすいかもしれません。
現在、世界のエコロジカル・フットプリントは地球の生産・吸収できる生態系サービスの供給量をはるかに超え、2020年時点で、現時点の生活を支えるには地球1.6個分が必要とされています。

マテリアル・フットプリントとは

マテリアル・フットプリント”Material footprint”とはその国において需要を満たすために消費された天然資源量のことです。天然資源としては化石燃料、金属鉱石、非金属鉱石などが挙げられます。近年、日本においてはインフラ開発や建設関係での金属鉱物の使用が少なくなっているため減少傾向ですが、開発途上国では増加傾向にあり、今後、開発途上国における生活水準が先進国に近づくにつれて、一人当たりのマテリアル・フットプリントがさらに増加することが予測されています。
SDGsではゴール12.つくる責任 つかう責任においてターゲット12.2として「マテリアル・フットプリント(MF)及び一人当たり、GDP当たりのMF」が指標としてあげられています。

カーボン・フットプリントとは

カーボン・フットプリント”Carbon footprint”とは、温室効果ガスの排出量をCO2(二酸化炭素)に換算した指標です。
商品やサービスが原料の採掘等の調達から生産、販売などの使用を通して最終的に廃棄、そしてリサイクルされるまでの間に排出される温室効果ガスの量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みです。製品・サービスの環境負荷の見える化の一環として捉えると分かりやすいのではないでしょうか。対象製品にはその製品のCO2排出量と共にカーボン・フットプリントマーク(CFPマーク)が提示されます。消費者はCFPマークを見ることで、その製品の排出量がどれくらいかを初めて知ることができます。また、事業者の方たちは自分たちのCO2排出量削減の取組みを伝えることができます。

(参考:CFPプログラム「CFPマークについて」)

サステナブルな未来の為の指標

いかがでしょうか。このように、SDGsのゴールを達成するための指標としてのマテリアル・フットプリント、利用する製品やサービスがもたらす環境への影響を表すカーボン・フットプリントなど、フットプリントという考え方を用いた指標は多くの場面で使われています。ほかにも様々なフットプリントが活用されています。興味がある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

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