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SDGsの取り組みを推進するには志が必要?

2021.11.17

志が必要だと思った経緯

Lookatプロジェクトメンバーの瀬川 明彦(せがわ あきひこ)です。

【志が必要だと思った経緯】
今年の3月にLookat.ソーシャルメーターのベータ版をリリースし、利用申し込みされた方々にヒアリングをさせていただきました。このコラムを書くきっかけは、SDGsの取り組みがうまくいっている組織では担当者の志を強く感じたからです。

そもそも志とは

語源由来辞典(https://gogen-yurai.jp/kokorozashi/)では、次とおり記載されています。

~志の意味~
心に決めた目標・目的。信念。志操。相手を思う気持ち。人に対する厚意。謝意・好意などの気持ちを表すために贈る金品。

~志の由来・語源~
動詞「こころざす」の連用形が名詞化した語。
「こころざす」は、心がある方向を目指す意味の「心指す」が語源である。
漢字の「志」の士印は、進み行く足の形が変形したもので、心が目標を目指して進み行くことを表している。

「心に決めた目標・目的」だけではなく「相手を思う気持ち」という意味もあります。そのことがよく伝わるエピソードを紹介します。

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ビジネス分野で成功されているソフトバンクの創業者・孫正義さんは、「人生のテーマを何か書いてほしい」と言われると、唯一書く言葉があるのだそうです。それが、「志高く」という一行です。
ブックライター上阪徹さんが取材された、孫さんと、経営学者である野田一夫さんとの対談では、こんなことを言われています。
「この“志”という言葉の意味を教えてくださったのが、野田先生でした」
「僕と南部さんのふたりで先生のオフィスにいたとき、先生からこう聞かれたんです。『孫君、南部君、君たちは“志”という言葉の意味を知っているか』。僕が『なんとなくわかります』と答えると、先生はこうおっしゃったのです。『では、“志”と“夢”の違いはわかるか』と」

(中略)

先生は、こうおっしゃいました。『“夢”というのは漠然とした個人の願望だ。車を買いたい、家を持ちたいといった夢はみんな、個々人の未来への願望。でも、その個々人の願望を遙かに超えて、多くの人々の夢、多くの人々の願望をかなえてやろうじゃないかという気概を“志”というんだ。
夢は快い願望だが、志は厳しい未来への挑戦だ。だから、“志”と“夢”ではまったく次元が違うぞ。“夢”を追うなんて程度の男になってはいかん。“志”を高く持て!』と」
孫さんは、野田さんのこの言葉に衝撃を受けることになったと言います。
「事業は高い“志”を持ってやらなければいけない。自分の商売、自分の会社経営という個人的次元で終わってはいけない、そう教えていただいたのです」

引用:Forbesjapan https://forbesjapan.com/articles/detail/40801/2/1/1

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「相手を思う気持ち」があるからこそ、多くの人々の夢、多くの人々の願望をかなえてやろうじゃないかという気概がもてるのだろうと思います。SDGsも志を持って厳しい未来への挑戦と捉えて取り組むことが大事ではないでしょうか。

個人の志×企業の理念

組織の中で働いていると、ついつい目の前のことしか見えなくなりがちです。
なんのために目の前のことにがんばって取り組んでいるのでしょうか。企業には多くの場合、理念があります。そして理念にはほとんどの場合、社会貢献が含まれています。その理念を実現するために計画がありタスクがあるはずです。
しかしながら、企業の理念レベルでは目指す社会貢献の輪郭が見えづらいのではないでしょうか。そこに個人が持つ志を掛け合わせることで目指すべき社会貢献の姿、いいかえればSDGsの取り組みをはっきりさせることができます。

「あなたの志はなんですか?」
「組織の理念はなんですか?」

個人の志と、企業の理念につながりを見いだすことで、自分の仕事に意義を感じることができるはずです。
そして自分の仕事がどのSDGsに関係するのかをこの機会に見直し、あらためて取り組む内容を考えてみてはいかがでしょうか。個人の志が、企業の理念と重なる志になったとき、事業としてSDGsへの取り組みが一気に加速することでしょう。

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